貧乏アイドルとして見事にブレイクした上原美優の首つり自殺の衝撃から1週間がたとうとしているが、騒動はしばらく収まりそうもない。今回は、これまで出てきた情報をまとめておきたい。
上原が自らの命を絶った理由はすでに報じられている通り、男性問題・仕事や将来への不安・昨年の母親の死......などが伝えられているが、「もともと情緒不安定だったことが一番大きい」と事情通は漏らす。上原は、撮影現場で突然、号泣したかと思えば、トイレに入ったまましばらく出てこなくなり、ようやく姿を見せたら超ハイテンションになっていたことも。
3月11日の東日本大震災以降、全テレビ局が津波に街が襲われる映像を流したが、それを見た上原は恐怖のあまり東京から脱出を図ったという。
「3月下旬まで実家の鹿児島に帰省していたそうです。精神的に落ち着いてから東京に戻ったんですが、どうしても津波映像を見ると精神的に不安定に陥ってしまうというんです」(同事情通)
上原にとって震災ショックは想像以上に心の闇に深く入り込んでしまったとみられ、「被災地に行ってなんとかしなければいけない。行かなきゃ、行かなきゃ」と念仏を唱えるかのようにボソボソと言い続けていたという。ある芸能プロ関係者は、そういった情緒不安定ぶりを認めた上で、人肌を恋しがる上原の男問題について言及した。
「仕事的に本当はブリブリのかわいい衣装より、女の色気を醸し出すボディーラインをくっきりさせるファッションでタレント活動をしたかったんです。でも貧乏アイドルとして売れちゃった以上、そのキャラを簡単に変えるわけにはいかない。そんな悩みを聞いてくれるのが彼氏の存在だったんですが、本気で好きになった人がね......」
変わり果てた上原を発見したのは、ブランドショップ店員の彼氏と言われているが、彼女が想い続けていた男性は別の人物だったようだ。
「もしブランドショップ店員が彼氏なら、ブログでリアルに恋愛できないとか書くわけないじゃないですか。ここ1年で彼女が本気で好きになったのは、昨年、市川海老蔵事件に登場した人物です。彼には、いろいろ悪評が立っていますが、漢気(おとこぎ)があってまさに上原のタイプでした。
でも彼は、自分が上原と付き合っていることがマスコミにバレたら彼女のタレント活動に支障を来すのではないかと思い、今年2月に完全決別することを誓ったんです」(同関係者)
そのショックが尾を引いていた可能性もあるだろう。が、最も大きかったのは母親の死だ。上原がタレント活動を続けていられたのも「いつもお母さんが私の出ているテレビ番組を見ていたから。これが励みになっていた」というのだ。心の支えを失った上原の自殺当日の行動は、やはり母親に対しての思いが強かったことをうかがわせる。
PR